緊張すると手汗が増える病気

汗をかくというのはもともと備わっている身体機能であり、緊張した時や暑い時などは誰でも汗をかいてしまうものです。人間は恒温動物であるため、体の機能を維持するために体温を一定に保つ必要があるのです。

 

 

暑い時には体温が上昇するのですが、体温の上昇を和らげて元の状態に戻すために汗をかきます。また、人前で緊張した時には体が火照ってしまうこともあるため、この時も汗をかいて体を冷やす必要があるのです。人間は日常生活におけるさまざまなシーンで緊張や興奮をすることがあります。

 

このような精神的な影響でかく汗を精神性発汗と読んでおり、辛いものや暑いものを食べた時にかく汗のことは味覚性発汗と呼んでいます。このような発汗作用はもともと人間の体温調整機能から由来しており、ある程度汗をかいてしまうのは仕方ないことです。手のひらにかく汗の量が多すぎて悩んでいるという場合、多汗症という病気の可能性もあります。

 

人の体は暑い日や運動の後などに体温が上がると自然に汗をかきますし、不安や緊張が発汗を起こすこともあるのですが、人によっては手のひらから滴り落ちるほどたくさんの汗をかいてしまうこともあるのです。これは多汗症の可能性が高いと考えられており、精神的な不安や緊張などが原因と言われています。多汗症というと遺伝によるものだと考えている人も多いのですが、実は性格や心の状態などが深く関わる病気となっています。物事を神経質に捉えるタイプの人に多く見られる病気であり、交感神経が過敏になることで異常な発汗が起きてしまうのです。

 

また、手汗をかくこと自体が気になってしましい、恥ずかしさから交感神経がさらに過敏になり、症状が悪化してしまうことも多いです。手汗が気になる場合、ハンカチやタオルなどで対処するという方法もあります。しかし、手汗の根本的な原因は精神的なものとされており、その原因を改善していくことが大切です。まずは病院を受診すると良いでしょう。